九八式方位盤

toshiko Pinklady

2009年05月28日 11:25


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九八式方位盤をご紹介します。
砲撃の命中を確実にさせる為、艦橋最頂部に設置されました。内部を主砲発射指揮所と呼び、砲術長が指揮を執っていました。天蓋の天辺の方位盤観測鏡で目標を測的します。方位盤の計測と測距儀の計測データが九八式射撃盤へ伝送されます。

九八式射撃盤は艦内の深い位置に設置された計算機で、目標データ(距離、方向、錨頭[移動方向]、移動速度)、自艦データ(速度、錨頭[移動方向]、揺動)、気象状況(風向、風速、気温、湿度、気圧、大気密度)、砲身磨耗度、炸裂量、地球の自転力等を全て計算して、主砲の方向、仰俯角を決定していました。
砲塔に決定したデータが送られ、砲術員が準備をし、準備完了の信号が方位盤へ送信され、砲術長が引き金を引くと主砲が発射される仕組みです。

Kuroe2 Noel先生製作の巨大戦艦大和Fly Sky High Club北側の海上に2009年5月いっぱいの期間限定展示中です。

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PS:次回の記事は戦艦大和の艦橋を連載。防空指揮所をご紹介します。お楽しみにぃ。
toshiko Pinkladyによる巨大戦艦大和潜入レポートは30記事の連載を予定していますのでご期待下さい。

記事にある戦艦大和のデータはtoshiko調査によるものであり、史実と一致していない場合がある事をご了承下さい。
セカンドライフの戦艦大和